気持ちとは別に

ももちゃんがお空に旅立って感情的には、いつまでも悲しみに浸り続けたい所ですが、現実はそれを許してくれないものです。


まずは亡骸をどうするかです。


実家なら畑もあるし、すぐ後ろは山ですから、深い穴を掘って弔ってあげる所ですが、我が家は賃貸アパート。


一階なので、猫の額ほどの庭があると言えばあるのですが、まさかここに埋める訳にも行きません。


管理会社の人が定期的に除草剤を撒きに来ますし、ガスメーターもあるので、人の出入りもありますし、踏まれてしまいます。


それより何より持ち家ではありませんし、NG です。



しかし、キチンと供養してお墓を建ててあげるほど、裕福でもありません。


主人と相談すると、猫は近くだと成仏出来なくて化けて出るから、川に流せって昔から言うよなぁ、と。



イヤイヤイヤ、こんな寒い時に川に流したらももちゃん寒いよ(泣)



だいたい、昔ならともかく、そんな不法投棄みたいな事、出来ないよ(。>д<)






そこでネットで調べて見ました。



ペット 死体 処分で検索してみると、誰かの質問らしき文章が出て来ました。


それによると、自治体に聞いた所、燃えるゴミの日に、ゴミに出して下さいと言われたと言う。。。



ええっ!!

それはないでしょ?!



慌てて検索に前橋市と言う項目を追加して再検索。



すると前橋市のホームページに繋がりました。



ゴミとして出せない物の項目に小動物の死体と書いてあり、胸を撫で下ろしました。



個人で清掃工場に持ち込むか、取りに来てもらうと書いてあります。


取りに来てもらう方の業者さんは、家の前に動物の死骸があったり、道路で跳ねられた動物を発見したときに、市に連絡すると片付けに来てくれる業者さんの名前でした。


お葬式やお墓は無理でも、気持ちだけは供養してあげたかったので、自分で持ち込む事にしました。



段ボールにフカフカの膝掛けをたたんで入れ、その上にそっと寝かせました。



お空でお腹が空くと可哀想なので黒缶パウチを一緒に入れました。


首輪は形見に取って置きたい気もしましたが、夢でも幽霊でも出て来た時に首輪がないと寂しいのでそのまま。。。



最後のお別れをして、蓋をしめました。



清掃工場に持ち込むと一体あたり1030円を支払って、焼却炉の方へ、係りの人に渡すと焼却炉の中ではなくて、片隅に作られた小屋の中へ。



きっと後でまとめて火葬するんでしょう。



ゴミと一緒に焼かれない事に、ちょっとホッとしました。



前橋市がゴミの日に一緒に出して下さいと言う市じゃなくて本当に良かったです。



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~我が家の天使様へ~

いつの間にか3月。


あっと言う間に季節は過ぎて行くものです。


一気に春めいて来ました。


早咲きの桜は花をつけています。



しかし、本来は3月、桃の節句の時期です。





名前の通り、桃の節句がお似合いの我が家の愛猫【ももちゃん】が、丁度この日に、お空へ旅立ちました。















思えば前の会社の同僚が、増えすぎて処分に困った子猫の中から、一匹だけこの子を貰って来た時から、もう12年の付き合いになります。



子供が小学生の頃にやってきて、21歳になる今まで、我が家の一員として、皆を和ませてくれました。





ももちゃんのお腹にしこりの様な物を発見したのは2年も前だったでしょうか?


きっと癌だったのかも知れませんね。



わかっていたと言え、高額の医療費やその他の事情。


手術した所で、長い治療やももちゃんの体の負担など、色々な面から考えて、手術はしない事にしました。


もちろん、癌を取り去って懸命に看病して、良くなる事だってありますから、手を尽くすのが最善の策と言う事はわかっています。


しかし、高齢もあります。


体に傷を付けず、少しでも長く苦しまない生活。


それもいづれ寿命が尽きるであろう、この子に取っては最善の策なのではと思うことにしたのです。




何しろそれが今の時点で出来る、精一杯なのですから。




最後の1ヶ月くらいでしょうか?


ももちゃんは目に見えて痩せました。


亡くなる寸前には抱き抱えるのが可哀想なくらいに痩せました。


段々とカリカリは食べられなくなり、柔らかい餌だけになりました。


それも食べなくなると、お刺身を買ってきて1枚を凄く細かく切ると何とか1枚食べる程度。


何とかちょっとでも多く食べて欲しくて口元に持って行っても食べてくれない。


無理やり食べさせても体の負担になるだけですし、どうしようもありませんでした。


そんな時、たまたま付いていたテレビに猫を沢山買っている人が出ていました。


その番組でのふとした一言が、私の心に刺さりました。





『猫って自分の死に際を自分で決めるんですよ、自分が死を覚悟したら、自分で食べなくなります。』






あぁ、ももちゃんは自分で死を覚悟したのかも知れない。



そう言えば昔、私の実家で猫を飼っていた時は、放し飼いでしたので、寿命になると死ぬとき決して姿を見せませんでした。


父が言うには


「猫は自分が死ぬ所を飼い主に見られたくなくて、帰って来なくなるんだよ」


とも言って居ました。


それが本来の姿なら、最後は静かに見送るのも家族の勤めなのではないかと思ったのです。





心の中では、ももちゃんはもっても、後1ヶ月位だろうと思っていました。






その日から二日後、仕事中の暇な時間にラインが入りました。





『ももちゃん、死んじゃった。。。;;』と、主人から。


キッチンでお水を飲んで、居間を通り、12年間、一緒に兄弟の様に育った子供の部屋でパタリと倒れたそうです。


私がももちゃんの顔を見たのは、それから2時間程後でした。





いつもより早めに帰宅した私が見たのは、まるで眠っている様に倒れているももちゃんの姿でした。


まだ固くなりきっていない体は、いまにも起き上がって、ニャーと鳴きそうに思えました。


しかし、確実に息はなく、ピンク色だったプニプニの肉きゅうは白くなって居ました。




『まさか、こんなに早く。。。』



1ヶ月位の心の準備は出来ていましたが、こんなにも呆気なく行ってしまうなんて。


ふと、主人が呟きました。


『ももちゃん、何にもしてあげられなかったな。。。』


その言葉に我慢していた涙は、もう止まりませんでした。











『ももちゃん、苦しまずに行けたかな。。。』



「うん、苦しまずに行ったよ。。。」




そうだよね、だってこんなに優しい顔で寝てる様だもんね。



もう苦しくないよ、お空ではきっと楽しい事ばかりだよ。



きっと子供の頃に分かれた兄弟達にも会えてるかもしれないよねー。






ももちゃん、今まで有難う。


今までとても楽しかったよ。






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皆、ももちゃんの事はわすれないよ。



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